製品紹介

かまぼこ板の特徴

板の余分な水分を吸って、かまぼこの持ちを良く
当社は原産地スイスのエンメンタール地方で育成したヨーロッパ材のタンネ(もみ系)を扱っております。
この木材の特徴は色が白く「ヤニ・渋・匂い」のないものを使用することで見た目がキレイで食品の安全を考えた唐板のご提供を行っております。

  • 原産地:スイス/エンメンタール地方

伐採に関しては自然保護プログラムに沿い行っております。

表面には抗菌作用がある
  • 中板…幅64mm前後 長さ:150mm 厚さ:13〜16mm
  • 小板…幅52mm前後 長さ:125mm 厚さ:10〜15mm
  • 豆板…幅46mm前後 長さ:60〜125mm 厚さ:7〜12mm

唐板ができるまで

(1)蒲鉾板の厚木は針葉樹のもみの木等が主に使用されます。
(2)酪農家が山を放牧地、山林として所有しています。
(3)自然生態を壊さないよう、木が成長し込み合っている所から伐採します。
(4)数本選んで伐採します。
(5)製材するまでに、工場、貯木、保管されます。(なるべく早く製材するようにしています)
(6)用途別に選木された木が製材されます。
(7)丸太の皮むき作業に搬送されます。
(8)皮むき機で皮が取り除かれます。
(9)帯鋸で一定の厚さに製材されます。
(10)荒木取り(キャンツ)
(11)
(12)桟積みします。
(13)一次天然乾燥します。(約2週間〜1ヶ月)
(14)二次製材
(15)角材にします。

(16)無駄なく色々な寸法に製材されます。
(17)用途別に選別します。
(18)二次天然乾燥(約3週間)
(18)
(19)人工乾燥(乾式熱風乾燥)・コンピューターで、温度、湿度管理します。・60℃〜70℃で約2週間、湿度12%以下にします。
(20)モルダー(4面砲)という機械で寸法を決めます。
(21)集荷待ち
乾燥後梱包され、2週間程倉庫で保管されます。コンテナに入れられ船積みし、日本の港に届けられます。アメリカ→日本:2週間くらいヨーロッパ→日本:35日〜40日位

ここからの行程は当社にて加工

材料保管庫

(1)材料搬入口
(2)材料搬入ライン

原材料加工室

(3)材料供給装置
原材料を一梱包(1B/L)ごとに機械に乗せる
(4)原板
(5)プレーナーギャング
原材料の蒲鉾板の幅の寸法に削ってから厚みの寸法を裂く。
(6)プレーナーギャングでこのような半製品に裂かれてきます。

半製品加工ルーム

(7)半製品供給ライン
(8)チョーク付け
半製品の節・割れ・色など蒲鉾板に向かない所に、チョークで印を付けます。
(9)製品切断機

製品加工ルーム

(10)選別
ここで、チョークの印の付いているものを取り除き、製品になるものだけに選別をする。
(11)選別
(12)製品チェック
カメラで不良品を除く。
(13)製品チェック
金属探知機で不良品を除く。
(14)最終戦別
製品をここでチェックをして並べます。
(15)結束機
最終チェックを終えた製品を結束します。
(16)箱詰め
箱詰めされた製品をパレットに積んで製品倉庫に保管します。

製品保管庫

(17)製品保管庫
(18)製品出荷口

ウイング車で得意先へ配送

(19)ウイング車で得意先へ配送

その他、端材を利用したアートの紹介

情操教育にも役立つ
食品衛生面にも配慮した木の素材ですので、お子様にも安全なものです。
日曜大工具材に使用できる端材の提供を行っております
ちょっとした端材でも丁寧に仕上げれば素敵なおもちゃに変身します。
素材の木は削ったり、色をつけたり、形を作ったり、自分自身で加工できるところも良いところです。この機会にオリジナルの木の手づくりおもちゃを作ってみませんか?
子供たちが遊ぶための「木のおもちゃ」などに最適です。お気軽にご相談ください。